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世界の人口増加に対処する為必要な農水産物の増産対策

世界の人口増加が簡単に止まる様子がないので食料の供給が将来的にはいずれ限界に達するのではないかとみられています。そこで、以前から大量に輸入し、海外諸国への依存度の高い主要農産品やその原材料が気候変動の影響を強く受ければ輸入量が大幅に削減されることが想像できます。このため、以前から国内でも品種の改良による耐候性の強い野菜の増産や植物工場における野菜生産が続けられて相当な効果を上げています。気候変動の影響をほとんど受けない野菜工場の規模拡大が期待されます。一方で、海産物は各国の経済成長に伴って消費量が急増する割に魚介類の漁獲高には明確な漁獲可能量がありません。このため、魚種によっては各国が連携して漁獲量の制限をしながら国内市場を維持しなければならないわけです。ところが、各国には国内事情があり、漁獲量に関する国際協調が上手く進んでいるとは言い難い状況で、今後も簡単に好転するとは言えないようです。そこで、国際的な協調を進める努力が必要だとしても養殖可能な魚種を極力増産可能にして食の安定供給に役立ってもらう必要があります。

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